大手私鉄など、鉄道に関するワンテーマを1冊まるまる取り上げる「鉄道まるわかり」シリーズ。第17弾は、都心への直通運転で注目を集める相模鉄道を紹介する「相鉄のすべて」です。 相模鉄道は、横浜を拠点に神奈川県内のみに路線を持つ大手私鉄です。旅客営業路線は相鉄本線、相鉄いずみ野線と相鉄新横浜線の3路線のみ、総延長は貨物線を含めても44.4kmと大手私鉄では小さな規模ですが、横浜の発展とともに成長を遂げてきました。 2019年にはJR東日本と、2023年には東急電鉄と接続して、さらに東京メトロ、都営地下鉄、埼玉高速鉄道、東武鉄道と直通運転を開始。YOKOHAMA NAVY BLUEと名付けられた濃紺色の電車が、東京都心の各地で見られるようになりました。 本書では、相模鉄道の路線や駅、車両のほか、スーパーマーケットの「そうてつローゼン」、宿泊特化型ホテルの「相鉄フレッサイン」など、沿線外にも積極的に展開する多様な事業も取り上げ、企業、路線、駅、車両、歴史、魅力の6項目から相鉄グループを紹介します。